守屋おとなこどもクリニックの診療案内

専門外来

胃食道逆流症外来

胸焼けやげっぷ、のどや胸の痛みに悩まされてはいませんか? その原因は、「胃食道逆流症」かもしれません。

本来、食道と胃のつなぎ目の部分は、胃の中のものが逆流しないように、括約筋と呼ばれる筋肉などが弁の働きをしています。この弁を「噴門」といいます。この噴門が、加齢や肥満、食べ過ぎなどによって、上手く働かなくなり、胃液や胃の内容物が食道やのどに逆流するのが、胃食道逆流症です。最近は、若い人たちにも少なからず見受けられます。

逆流性食道炎は、「薬物療法」に生活習慣の改善を組み合わせることで、症状を緩和することができます。

生活習慣の改善では、まず肥満の場合は体重を減らすこと、そして上体を少し高くして寝ることが効果的です。

食べ過ぎは、胃酸の分泌や胃内の圧を上げるので厳禁です。特に夕食は、あっさりとしたものをほどほどに。脂肪の多い食物、チョコレートなどの甘いもの、柑橘類、コーヒー・紅茶、炭酸飲料、香辛料、アルコール類、タバコなどは控えてください。

食事の後すぐ横になると胃酸が逆流しやすいので、食後1時間から2時間は横にならないように心がけて下さい。

また、前屈みの姿勢、排便時の力み、ベルトや帯びでお腹を締め付ける、重い物を持つなどといった、腹圧を上げるようなことは避けて下さい。

もし、「胃食道逆流症かな?」と思ったら、一度、ご来院ください。

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